話と英会話:映画で英会話|社内

 よく考える : think through

抜粋会話

  • It's my idea.
  • Good. Good. Discuss it with anyone else?
  • No. You think that there's something there?
  • Well, I can think it through for you. Why don't you leave me your notes? I'll have a look-see.

テスが新しいボス、キャサリーンに彼女が考えたビジネスアイデアを話したシーンで、
テス:「これは、私のアイデアです」
キャサリーン:「いいわ。誰かに、それを話したの」
テス:「いいえ、何かありそうですか」
キャサリーン:「そう、それを、よく考えてみるわ」、「あなたのノートを置いておいてくれない」、「ざっと見ておくわ」
と話しています。

この “think through” は、「何かを決める前に、又は、何かを実行する前に、よく考える」という意味で、 “think over”、 “think out” も、英和辞典では、同じ意味、「よく考える」となっています。同じ意味を、単語1語で言う場合は、“consider” となります。

英英辞典等で、この三つの熟語のニュアンスの違いを調べますと、 “think through” は、今回の会話のシーンように、「何かを実施する為に、どうしたらいいのかをよく考える」という場合に使用し、 “think over”は、「結論を出す為に、よく考える」という場合に、また、“think out” は、「注意深く、何かを練る」場合に使うと書かれています。例えば、

  • We must think problems through to improve our customers' satisfaction.
     (顧客満足を改善する為に、問題をよく考えなければならない)
  • I will think over your proposal on a new position.
     (新しい役職についてのあなたの提案をよく考えます)
  • You need to think out your report before you submit it to your boss.
     (あなたの報告書を上司に出す前に、よく考えて)

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