時事英語 ： 国内｜経済
短観
“短観 ＝ tankan” とは、日本銀行が1年に四回（四半期ごとに）発表する 「全国企業短期経済観測調査」 のことで、数ある経済指標の中でも特に注目されるものです。
“Tankan helps Nikkei hit 7-month high”
The key Nikkei index hit a seven-month high on the Tokyo Stock Exchange on Friday, on the back of
record-high gains in U.S. shares and improved business confidence
in Japan reported by the Bank of Japan in its latest Tankan
survey earlier in the day.
（ソース：新聞 The Daily Yomiuri: Saturday, Dec. 16, 2006）
2006年12月のこの調査では、全国の9,789社（製造業4,072社、 非製造業 5,717社）に対して調査が行われたということです。
この記事は、日銀短観の “business confidence ＝ 業況判断 ”
がよくなったという結果と、アメリカニューヨークダウの最高値が記録されたという二つの要因が、
金曜日の東京株式市場の株価を7ヶ月ぶりに高値にさせたというものです。
日銀短観の結果が株式市場に大きく影響するため、“tankan” は世界中の投資家に注目されています。
そのほかの代表的な “経済指標 ＝ economic indicators” としては、下記のようなものがあります。
- 国内総生産＝ GDP （gross domestic product )
- 消費者物価指数 ＝ CPI （consumer price index )
- 失業率 ＝ unemployment rate
- 景気動向指数 ＝ diffusion index
記事の中の重要単語
・Nikkei index（日経平均株価）
・gain（上昇）
・improve（改善する）
・latest（最新の）
・survey（調査）
