話と英会話 : 英語よもやま話

 Yes か No か : Yes or No

英会話で、よく困ったのは、「Yes と No の答え方です」。
カナダに行って、初めての飲み会で、隣に座ったカナダ人が、私に気を使って、
“You don't smoke, do you?”(あなたは、タバコを吸わないですよね)
と、話しかけてきました。

私の頭の中では、「そう、吸わないよ」と反応し、“Yes” と考え、
”Yes, I don't smoke.” と、即答しました。
カナダ人は、何も言いませんでしたが、なんとも奇妙な顔をしました。

後で、日本の友人に、“You don't smoke, do you?” と聞かれた場合、
「はい、私は、タバコを吸いません」という正しい英語は、
“No, I don't smoke.” だよ、と注意され、赤面しました。

私の頭の中では、答えが、「はい」なら、“Yes”、答えが「いいえ」なら、“No” と回路が決まっており、ためらうことなく、話していました。

文法参考書を調べたところ、肯定文で回答する場合は、“Yes” で、否定文で回答するなら、“No” となると書いてありました。
すなわち、答えが、“I smoke.(肯定文)" なら、“Yes, I smoke” となり、答えが、“I don't smoke.(否定文)” なら、“No, I don't smoke.” となるとわかりました。

英語のルールは、わかりましたが、固定観念の頭の回路を修正することは、かなり難しく、会話をする度に、肯定文なのか、否定文なのか、頭で考えるようになりました。意識すれば、意識するほど、会話がぎこちなくなり、テンポが悪くなりました。

そこで、慣れるまで、“Yes”、“No” を使わないで、回答することにしました。
例えば、
“Don't you like mathematics?”(数学がきらいなの)と、聞かれたら、
“I like mathematics.”(数学は、好きです)と、“Yes” を省略して、答えるようにしました。“Yes”、“No” を使わなくても、特に問題なく、会話ができ、ストレスもなくなりました。

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